19世紀 英国。
“悪の貴族“と呼ばれる少年の側には、必ず一人の“執事“がいた。
名門貴族・ファントムハイヴ家の執事・セバスチャン。
彼は、知識・教養・品位・料理・武術…全てにおいて完璧。
わがままな13歳の主人・シエルを相手に、今日も漆黒の燕尾服姿で華麗に執務をこなす。
あくまで、執事ですから。