Message

キャスト&スタッフメッセージ

アニメ「黒執事」のキャスト&スタッフよりメッセージを頂きました

いよいよ放送開始を迎えたTVアニメ「黒執事 Book of Circus」。
メインキャスト2名と、今作の監督、シリーズ構成、キャラクターデザイン・総作画監督、音楽を務めるメインスタッフ4名よりメッセージをいただきました。
キャスト&スタッフの“サーカス編”にかける思いを、放送前に是非ご覧ください!

セバスチャン・ミカエリス役:小野大輔さん
セバスチャン・ミカエリス役:小野大輔さん

--前作から4年を経て、新シリーズ制作決定を知った時はどのようなお気持ちでしたか?
また、久々にキャラクターを演じられたご感想もお願い致します。

変わらずに応援して下さるファンの方々の熱い心に感謝の気持ちでいっぱいでした。
セバスチャンも変わらずに、あくまで執事です。

--アフレコ現場の雰囲気はいかがですか?裏話などもありましたら是非!

真綾ちゃんが隣の席に座ってくれるようになりました(笑)

--原作の「サーカス編」をご覧になって感じた印象を教えて下さい。

ずっと苦しくて、ずっと痛みを伴う物語です。暗いです。
その中に指す、一筋の光を追う人間たちに心を打たれます。

--ご自身の演じるキャラクター以外で、気になっているorお気に入りのキャラクターを教えて下さい。

サーカスのキャストが、みんなピッタリはまっててニヤニヤしてしまいます。
収録現場も楽しいです!

--放送を楽しみにしている皆さんへ意気込み&見所など、メッセージをお願いいたします。

原作ファンの皆様に必ずや満足して頂ける作品になると思っています。
また、ここから黒執事の世界に入るという方も楽しめる要素が満載です。
伝統と革新の新シリーズ。ご期待下さいませ。
シエル・ファントムハイヴ役:坂本真綾さん
シエル・ファントムハイヴ役:坂本真綾さん

--前作から4年を経て、新シリーズ制作決定を知った時はどのようなお気持ちでしたか?
また、久々にキャラクターを演じられたご感想もお願い致します。

アニメの黒執事はⅡ期で完結したのかと思っていましたし、新シリーズが始まると知ったときはとても驚きつつ、嬉しかったです。
きっとたくさんの「黒執事」ファンの皆さんが熱く応援してくださったからこそ実現したのだと思います。
シエル役としてマイクの前に立つのはかなり久しぶりだったので、ちょっと不安もありましたが、小野さんの演じるセバスチャンの第一声を聞いた瞬間、懐かしさと安心感でいっぱいになりました。おかげでリラックスしてアフレコに臨むことができました。

--アフレコ現場の雰囲気はいかがですか?裏話などもありましたら是非!

以前にも増して和やかな現場で楽しいです。
新キャラクターの皆さんも、声がキャラクターのイメージにぴったりで、スタジオで聞いていてもワクワクします。

--原作の「サーカス編」をご覧になって感じた印象を教えて下さい。

個人的に、この作品の魅力は「キレイで怖い」ところなんですが、華やかで幻想的なサーカスのシーンと、その裏側に見え隠れするダークな部分があるサーカス編は、まさに黒執事らしい魅力が満載だと思いました。
美しいキャラクターたちですが、それぞれ密かに抱えている闇があり、目が離せません。

--ご自身の演じるキャラクター以外で、気になっているorお気に入りのキャラクターを教えて下さい。

新キャラクターはみんな気になりますが、中でもシエルと最も関わりが深そうなソバカスに注目しています。あと、あの死神さんに「スーツ」というあだ名がつけられていることに笑ってしまいました。

--放送を楽しみにしている皆さんへ意気込み&見所など、メッセージをお願いいたします。

まずは、このアニメ新シリーズをずっと待っていてくださった皆さんに感謝です。
今回から初めてご覧くださる皆さんにも入りやすいストーリーだと思うので、初めましてさんも大歓迎です。
ぜひ最後まで楽しんでください。
監督:阿部記之さん
放送も間近に迫り、スタッフ一同気合いが入っております。
この「黒執事 Book of Circus」は、原作を読んだことのある方なら解ると思いますが、相当過激です。狂気に満ちた人間が、かなりストレートに描かれていて、私はこの仕事をいただいた時、テレビでそのまま放送することは不可能だろうと思いました。
しかし、今回それに挑戦しております。
なぜなら、原作の枢先生が、その狂気を見事にシエルとセバスチャンのドラマに昇華させ、非常に深く人間の抱える本質とその面白さを描き出しているからです。
このドラマを真っ向から皆様にお届けしたい。どうか、最後までじっくり、黒執事の世界に浸ってください。
シリーズ構成:吉野弘幸さん
黒執事という作品において、最もダークで、最も人気のあるエピソード――“サーカス編”。これをアニメ化させて貰うにあたり、なにより力を注いだのは、この原作の持つテイストを、いかにアニメーションに落とし込むかということでした。
もちろん、このエピソードの持つある種の“残酷さ”は、好き嫌いのあることでしょう。
アニメにするにあたり、それをマイルドにする方向もあり得ましたが、今回のアニメ化では、あえてそのままに――そして、振り幅を選ぶ余地が在った場合は、よりダークで、より残酷な方を選びながら、枢先生との密な打ち合わせの上で、シナリオを作り上げて行きました。
全10話という、標準的なアニメよりも短い話数も、無用な足し引きをせずにサーカス編を描ききるのに必要な話数としての選択です。
――どうか、このエピソードが皆さんにの心に、深い傷と共に刻み込まれますことを。
キャラクターデザイン・総作画監督:芝美奈子
いよいよ待ちに待ったサーカス編がはじまります!
私も好きなエピソードなので、黒執事の一ファンとして、今から放送がとても楽しみです。原作を読んでいる方も、まだ内容を知らない方にも楽しんでもらえるよう、スタッフ一同鋭意制作中ですので、今しばらく放送までお待ち下さい!
音楽:光田康典さん
こんにちは!「黒執事 Book of Circus」の劇中音楽を担当しました光田康典(みつだやすのり)と申します。黒執事シリーズの中でもサーカス編は「シリアス」、「コミカル」、「悲しさ」、「怖さ」の振れ幅が非常に強い為、音楽も大げさなぐらい大胆なアプローチをする事にいたしました。
また、“サーカス”がテーマとなる今作は、1曲の中に明るさと悲しさのどちらも感じ取れるような楽曲にするよう心がけました。
黒執事ならではのメランコリックなサウンドが作れたのではないかと思います。是非、楽しんでもらえたらと思います。